BUZZ RICKSON’S "Type M-65, BUZZ RICKSON MFG. CO., INC."


BUZZ RICKSON’S "Type M-65, BUZZ RICKSON MFG. CO., INC."
究極のフィールドジャケットとして君臨するM-65は、それまでのモデルであるM-43、M-51に改良を重ね、進化を遂げて来たモデルである。
1960年代初め、アメリカ陸軍は野戦服の更新を計画し、フィールドジャケットの新型モデルM-65が開発されることになった。
素材はコットン・サテンの裏使い(バック・サテン)を使用し、その基本的デザインは従来のモデルを踏襲していたが、細部には違いが見られる。
襟は丸みを帯びたものとなり、その内側にはフードを内蔵している。袖口はボタン式からベルクロ・テープで調節出来るように変更され、手の保護を目的とした折り返しが追加されている。ウエストには体へのフィットと保温を目的としたドロー・コードが通されている。
こうして機能性の高くなったM-65はその後も引き続き採用され、1980年にウッドランド・パターンのカモフラージュを施したものが採用される。
100%COTTON, MADE IN JAPAN
M 肩幅48.0cm 身幅57.0cm 着丈79.0cm 袖丈64.0cm
L 肩幅50.0cm 身幅59.0cm 着丈82.0cm 袖丈66.0cm

BUZZ RICKSON'S
数々の傑作衣料の中でも、さらにその最高レベルに位置するのが"FLIGHT JACKET"であることに異論はないでしょう。飛行士の命を守るため、国の威信をかけ、莫大な開発費用と計り知れない数々の実験、そして膨大な労働力をもって究極のユニフォームは開発されました。時代の最先端素材と縫製技術、細部に至る知恵と工夫。飛行士達を夢中にした見栄えの良さ。このような"FLYING CLOTHING"の先進性と合理性は、現在においても民間衣料に多大な影響を与えています。
時は1993年、"FLIGHT JACKET"の歴史と誇りを追求する最強のブランドが誕生しました。"BUZZ RICKSON'S"。その復刻作業は、スペック、素材、フォルム、パーツに至るまで徹底的にこだわり、一着一着にクラフトマンシップを込め、本物だけが持つ魅力に肉迫します。映画「戦う翼」の劇中でスティーブ・マックィーンが演じる役名に由来する“BUZZ RICKSON'S”は1993年、大空に向けて飛び立ちました。

徹底的な素材分析がBUZZのブランドポリシー
BUZZ RICKSON'Sはフライトジャケットの真のレプリカを作ることを目指しています。そのため、現存するヴィンテージを徹底的に分析・研究しているのです。中でも素材、特に織布系素材の復元には力を入れています。まず当時の素材を、繊維構造や紡織方法に至るまで時間をかけて解明することから始めています。例えばナイロンであれば、赤外線を当てたときの変化を見る「赤外線分光分析」や、どのくらいの温度で溶けるかを見る「融点測定」などを行うことで、それが、何種類も存在するナイロンのうちのどれに当たるかを特定するわけです。こうして素材を特定できても、特に特殊な素材の場合、すでに生産されておらず、手に入らないことがわかり、そこで、その素材を自分たちで作ろうと試みたのです。ところが今度は、現在使われている紡織機では構造上作れないことが判明しました。そのため、古い紡織機を探し出し、壊れていたり調子が悪かったりする部分を分解・修理して、ようやく、思うような素材を織れるまでになったのです。
ML
型番 BR11702
販売価格
54,000円(税抜)
購入数
サイズ
ML