BUZZ RICKSON’S "WORLD WAR II DENIM BLOUSE SPLIT T"


BUZZ RICKSON’S "WORLD WAR II DENIM BLOUSE SPLIT T"
第二次世界大戦の戦時下において物資不足を解消するために統制を受けて誕生したデニムブラウス、通称対戦モデル。
それまでのモデルで付いていたポケットフラップは省略され、フロントボタンも5個から4個に変更されました。
サイズ46とサイズ48は生地巾で背中が取れないため、センターでつなぎ目のある「スプリットT」のバックスタイルとなります。

フラッシャーに記されている“FOR THE DURATION”とは『戦争の期間中』という意味で、戦争が終わるまでの間、物資統制による仕様変更の旨が記されています。
1940年代、米国政府は優秀な軍需品を手掛けた企業に対してその功績を称えてExcellent(優秀)を意味するEペナントを進呈。
大戦当時、バズリクソンズがフライトジャケットのコントラクターを務め、Eペナントを受賞したという夢のフラッシャーが実現されています。

ディデール
ベジタブルタンニングのディアスキンラベル。鉄製の唐草柄ドーナツボタン。左身頃のプリーツステッチは縫い始まりと終わりが上で、右身頃は下が縫い始まりと終わりになる。手作り感のあるポケットステッチ。見返し裏のセルビッジ。運動性を与えるプリーツ。手作り感のあるステッチとリベット位置。地の目を縦使いしたカフス。ざらつきのある13.6oz.のオリジナルデニム。
MADE IN JAPAN
46 肩幅52.0cm 身幅62.0cm 着丈59.0cm 袖丈60.0cm
48 肩幅55.0cm 身幅66.0cm 着丈60.0cm 袖丈61.0cm

BUZZ RICKSON'S
数々の傑作衣料の中でも、さらにその最高レベルに位置するのが"FLIGHT JACKET"であることに異論はないでしょう。飛行士の命を守るため、国の威信をかけ、莫大な開発費用と計り知れない数々の実験、そして膨大な労働力をもって究極のユニフォームは開発されました。時代の最先端素材と縫製技術、細部に至る知恵と工夫。飛行士達を夢中にした見栄えの良さ。このような"FLYING CLOTHING"の先進性と合理性は、現在においても民間衣料に多大な影響を与えています。
時は1993年、"FLIGHT JACKET"の歴史と誇りを追求する最強のブランドが誕生しました。"BUZZ RICKSON'S"。その復刻作業は、スペック、素材、フォルム、パーツに至るまで徹底的にこだわり、一着一着にクラフトマンシップを込め、本物だけが持つ魅力に肉迫します。映画「戦う翼」の劇中でスティーブ・マックィーンが演じる役名に由来する“BUZZ RICKSON'S”は1993年、大空に向けて飛び立ちました。

徹底的な素材分析がBUZZのブランドポリシー
BUZZ RICKSON'Sはフライトジャケットの真のレプリカを作ることを目指しています。そのため、現存するヴィンテージを徹底的に分析・研究しているのです。中でも素材、特に織布系素材の復元には力を入れています。まず当時の素材を、繊維構造や紡織方法に至るまで時間をかけて解明することから始めています。例えばナイロンであれば、赤外線を当てたときの変化を見る「赤外線分光分析」や、どのくらいの温度で溶けるかを見る「融点測定」などを行うことで、それが、何種類も存在するナイロンのうちのどれに当たるかを特定するわけです。こうして素材を特定できても、特に特殊な素材の場合、すでに生産されておらず、手に入らないことがわかり、そこで、その素材を自分たちで作ろうと試みたのです。ところが今度は、現在使われている紡織機では構造上作れないことが判明しました。そのため、古い紡織機を探し出し、壊れていたり調子が悪かったりする部分を分解・修理して、ようやく、思うような素材を織れるまでになったのです。
型番 Lot No. BR16041T
販売価格
34,000円(税抜)
サイズ
購入数