TAILOR TOYO "Late 1960s Style Vietnam Liner Jacket, 1st RECON H&C CO., Black"
キルティングのポンチョライナーに刺繍が施されたベトナムジャケット(通称ベトジャン)です。
1967〜68年に駐留していた米兵のオーダーによるベトジャンがベース。
所属部隊をモチーフにしており、「逆さスペードにドクロ」のパッチはアメリカ海兵隊第一偵察大隊の部隊章。
表地は瓢箪型のキルティングステッチが入ったミリタリー由来のナイロン製リップストップ生地。
裏地には着心地を考慮してアセテート生地が使われ、中綿入りのため防寒性も備えています。
L 肩幅48.0cm 身幅61.0cm 着丈70.0cm 袖丈62.0cm
XL 肩幅49.0cm 身幅64.0cm 着丈70.0cm 袖丈62.0cm
VIETNAM JACKET
戦後の日本で誕生したスカジャン同様、1960年代から1970年代のベトナム戦争時に生まれたスーベニアジャケットが、通称ベトジャン。コットンツイル、もしくはカモフラージュ柄のポンチョライナーの2種類の生地が主に使われ、マットな太めの色糸で絵柄が刺繍されている。
TAILOR TOYO
「スカジャン」とは戦後間もない頃に日本駐留の米兵達が、 その記念としてオリエンタルな柄(鷲・虎・龍)や自分たちの 所属していた部隊や基地などを自分たちのジャケットに刺繍したのが始まりである。 その後、スカジャンは土産物(スーベニア)として商品化され各地の基地の売店(PX)で販売されるようになった。
当時、このスカジャンをはじめとした衣料品を米軍基地へ納入していたのが、 東洋エンタープライズの前身である「港商商会」であり、 スカジャン生産全盛期の1950年代には、納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。 また、港商が納入していた衣料品にはアロハシャツも含まれていたが、 柄には「鷲・虎・龍」をモチーフにしたオリ
エンタルな柄なども含まれており、 スカジャンやアロハシャツは日本特有のオリエンタルなデザインが用いられた衣料品だと言うことが伺える。
港商から始まり半世紀以上スカジャンを作り続けてきた「TAILOR TOYO」。
一過性のブームではなく 文化として継承し続けているこのスカジャンこそがオリジナルである。