
Workers K&T H MFG Co "Lot 802, Black Jeans Washed, Size 32"
JACKET
Maple Leaf Jacket, Glen Plaid, Size 38"
INNER
Workers K&T H MFG Co "USN Cotton Sweater, White, Size M"
CAP
UNCLE PAULIE'S "SNAPBACK CAP, BLACK, Size 14.5"
SHOES
BUZZ RICKSON’S "SHOES, BASKETBALL, BLACK"
Workers K&T H MFG Co "Lot 802, Black Jeans Washed"
インディゴ・ホワイトと来たWORKERSの作る「綿(ワタ)からデニム」。シリーズ第三段はブラックジーンズです。
数年前、たまたま見たコーディネートでブラックジーンズ+ハイネックニット+ジャケットがありました。それ以来「ブラックジーンズはジャケットに合うのではないか?」とアイデアを温めてきました。
ただ、ブラックデニムは問題が一つ。ホワイトデニムと同じく、①糸を染める ②染めた糸を織り機にかかるよう巻くため別の場所に持っていく。この時も小分けに巻きなおす ③別の場所で織機にかかる状態にする(サイジングという工程)、これらの工程を別々の場所で行うのでインディゴデニム以上にコストがかかる。莫大な量があれば、インディゴデニムと同じ「ロープ染色」という上記三工程を一つの工場で行う方法もあります。生地屋さんが莫大な量を作ってコストを抑えたブラックデニムを使うことも頭をよぎりましたが、それではWORKERSのブラックデニムに成らない。初志貫徹、メーター単価が高くてもWORKERSの糸を使ってブラックデニムを作りました。(価格はもう無理やりです)
ブラックデニム、OWではあまりインディゴと差がわかりません。そこで、加工物を追加。これで、セルビッジのがたがたとしたアタリが良くわかります。ミミ付デニムでこその色落ち。縮み・捻じれに対する加工をしていない、毛焼きも無い生機(キバタ)生地。ステッチ部分に出たデコボコ、捻じれた脇の縫い目がポイントです。

WORKERS定番の糸から作ったデニム。その色糸をロープインディゴ染めから硫化ブラック染めに変更しました。フロント。ブラックなのでわかりづらいですが、キバタデニム独特の縮み・捻じれ、皺感が出ています。

コインポケットは耳使い。見えませんが、ちらっとめくってみてください。

フロントボタンフライ。帯付け・巻き縫い・裾巻きといったチェーンステッチ部分は下糸だけコア糸(化繊の芯に綿糸を巻いたもの)を使って強度を上げています。
チェーンステッチが痛むのは表では無く裏。裏がチェーンで凹凸がありすれやすいので。

ここもわかりづらいですが、帯始末はV字ステッチ。

バックスタイル。やはりジーンズなので若干ヒップはタイト目。それでもWORKERSはSlim Tapered でもある程度ワタリを取るようにしています。腿の裏側あたり、ここにゆとりが無いと極端に動きづらくなるためです。ストレッチがあれば、ゆとりは少なくても快適ですが、WORKERSのデニムは綿100。最低限のゆとりは残します。
このゆとりや皺を嫌う向きもありますが、本来必要なゆとりとしての皺はあるべきと私は思います。そもそも論で、「では人の体にフィットさせるとして、人の体はどこまで美しいのだ?」とか「加齢による体形変化した体、どこまで見せて、どこを隠せば一番美しいと感じるバランスになるか」とか、そういった話になります。
私個人の意見ですが、極端にタイトな洋服は見苦しく感じます。

やはりセルビッジジーンズと言えばここ、脇のアタリ。そしてキバタならではの捻じれ。今回はホワイツの短靴を合わせてみましたが、シンプルにオールスターよし。ドレスシューズメーカーの作るちょっとカジュアル目な短靴やブーツも合います。

たとえばこんな風に。ドレスシューズでも外羽、キャップトウ。このぐらいだと、上カジュアルにも似合います。

こちらはUチップと合わせて。上も梳毛、いわゆるスーツに使われるようなジャケット生地。これも下がグレーであればジーンズで良いと思います。

上が紡毛(ウールリッチの古着であるようなゴワっとしたウール)であれば、より似合う。足元はブーツなのでジーンズにはばっちり。
というように、ブラックジーンズの合わせやすさをいくつか例を出してみました。これを書いている、5月30日もまだはいています。今日はバイク通勤だったので。真夏以外、通年はける。合わせるのはカジュアルだろうと、少しドレスよりだろうと何でもOK。ブラックジーンズの懐の深さを感じます。
素材 13.75オンス・コットン100%・右綾硫化ブラックデニム 未防縮
附属 オリジナルボタン・銅リベット
縫製 主要部綿糸・チェーンステッチ部分下糸にコア糸使用
MADE IN JAPAN
30 ウエスト77.0㎝ 股上(前25.0cm,後36.8cm) レングス80.0cm ワタリ幅30.8cm スソ幅18.0cm
32 ウエスト82.0㎝ 股上(前25.0cm,後37.0cm) レングス80.0cm ワタリ幅32.0cm スソ幅18.5cm
34 ウエスト87.0㎝ 股上(前25.4cm,後37.8cm) レングス80.0cm ワタリ幅33.2cm スソ幅19.0cm
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。