Workers K&T H MFG Co "Lounge Jacket, Navy Chino"
毎年好評のLounge Jacket。
背裏は無く、大見返しを肩線で止めています。表地がある程度厚く・重みもあるしっかりした素材なので、より軽く仕上がる仕様にしています。 Navy Chino、10 オンス程度。
コーディネートはシンプルに。ジーンズはもちろん、色の合わせさえ気をつければ、Officer Trousers、ブラックジーンズどれにも合わせられます。はずしで合わせるならばベーカーパンツに合わせるのも。インナーはシャツが基本ですが、寒くなればそこに FC Knit(8月) を重ねて。FC Knit Heavy Weight(9月) の ようなカットソー1 枚の上に合わせてもOK。さらにアウターに風を防ぐMountain Jacket やBal Collar Coat を着れば真冬まで対応可能。
アイロンが苦でなければネットに入れて家庭洗濯可能。洗う毎に巻き縫い部分に適度にパッカリングが 出てこなれた風 合いに成っていきます。同じジャケットでもMaple Leaf Trousersよりはラフに、カバーオール的な巻縫いを多用してい るので気楽に着ることができます。休みの日のカジュアルでジャケットは着ないな・・・といった方に、まず最初に合わせてもらいたくて毎シーズン作っています。
製品はOW済です。
ジャケット for everyone, everydayを目指しているWORKERSのLounge Jacket。
新品の時はちょっとご飯食べに行ったり、出かける時に。着古してきたらそうして、日々のデイリーウェアに。
素材はネイビーチノ。光沢感があり、いわゆる定番素材。でも埃がつきやすいので、コロコロを使いましょう。
左胸ポケットは樽型。補強にカンヌキを入れています。
矢印部分で一度ステッチを切り、ここより上はラペル側を縫い目の表目。ここより下は身頃側を縫い目の表目になるよう、縫う表裏をかえています。
着た時に、ステッチ目のきれいな表目がラペルにも、身頃にも出るようにという仕様。
フロント、カッタウェイがきつすぎず、かといって角形でワークウェアっぽくもならないよう、中庸な線にしています。
特徴的な3面の身頃。通常であればダーツで処理することが多い前ウェストの絞りを三面の縫い目に。ポケットの下に脇巻縫いの縫い目が走る。WORKERSらしさの巻縫いを残したかった、またダーツではなくこの縫い目が「骨」のような役割をしてジャケットの形を保持するのに一役買う・・・と自分では思っています。「ポケットの下に縫い目?固くて邪道だ!」と言われるかもしれませんが、巻縫いの上に普通にポケットを付けられてしまうのが厚物工場の特徴。それを活かした仕様です。
フロントの大見返し。ポケットの中にはあえて向こう布をつけていません。以前つけてみたことがあるのですが、表にひびいてしまいます。だったら・・・ということでポケットは薄手の袋布だけで作っています。
見返しは脇で縫い目に止めつけています。これも、脇に縫い目が必要な理由です。
素材 10.5オンス・コットン100%・チノクロス
縫製 スパン糸
MADE IN JAPAN
サイズ36 肩幅42.0cm 身幅51.0cm 着丈70.0cm 袖丈62.0cm
サイズ38 肩幅43.0cm 身幅54.0cm 着丈71.0cm 袖丈62.0cm
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。