Workers "CAT DAY Coverall, 6oz Indigo Denim"
WORKERSで初めて作ったショート丈カバーオール。

この丈、TCB さんが得意で良く作ってるの見て「かわいいなぁ」と思いつつ、クラシックアメリカン100% だったWOREKRS はどうしても72-3 センチのジャケット 丈カバーオールばかり作っていました。

工場さんに「もうカバーオールは作っても売れないし他の物作ろうか・・・」な んて電話したら「前に作りたいって言ってたショート丈！チャレンジしましょうよ！」と励ましてもらい企画スタート。

デザインの参考はJ.C.Penney系のあれです。オリジナルをいくつか持っていたので着てみたり、パターンを取ろうかとしたのですが・・・オリジナルはシルエットの癖が強い。肩がボコっと出てイビツ。だったらと、WORKERS オリジナルの2 ピース袖パターンで。ポケット、袖口、襟といった部分はオリジナルを参考にしています。

どうせやるならボタンもネームも紙ラベルも。ボタン・・・CATDAY に色を入れるか悩み。入れずに作るとどうものっぺりしてる。自分で一個づつペンで墨入れしました。

CATDAYはR、そう、わざわざ 商標取りました。
紙ラベル、参考にした古着はどんな体系の人でも着られます！だったので、WORKERSはどんな猫好きでも着られるように、色々な猫を描きました。

素材のデニムは6 オンス。参考にしたオリジナルは今でいえば10 オンスに近い厚みですが、春夏に着る事を考えると分厚すぎる。 れ以上薄いとシャツになってしまう。ギリギリの厚みで6 オンス。
製品はOW 済です。


今まで作ってきたカバーオール（Chore coat、Railroad Jacket、色々な名前はありますが、今回はカバーオールで）との違い。着丈です。明らかに短い。
Gジャンよりはちょっと長い、でも今まで作ってきた72-3センチ着丈のカバーオールよりは短い。身幅と丈が近い寸法なのでボックスシルエット。


襟は台襟無し、開襟風。トップのボタンはオリジナル通り作ったらかなりきつくなってしまったので、量産はもう少し前側に寄った位置に打ちます。


サイズネームも製品の雰囲気に合わせて。50-60年代っぽい、クラシックすぎないものを。下は断ち切りなので徐々にほつれて最後は経糸（たて糸）だけが残ります。


懐中時計が入る左胸ポケット。上からはペン差し部分だけが使えます。
開きどまりの位置を補強しつつネームがついています。いかにも古着で見たカバーオール的な仕様。初めて見た時は「外にネームがついてる！」と驚いたものです。



右胸はフラップポケット。ポケットを囲むように内ポケット。


ボタンも今回新たに作りました。PAY？ No no, CAT DAYです。メッキで文字の墨入れをしなかったので、今になって自分で一個づつ入れたものです。まだ1500個残ってるので気が重いです。



袖ぐり部分。袖同士のトリプルステッチ、身頃と袖のステッチと、これでもかとステッチが並ぶ部分。いかにも「ワークウェア」的な仕様。


先ほど表からステッチだけ見えていた内ポケット。右胸ポケットを避けてたたきつけ。


腰ポケットには補強当て布付き。フラッシャーのデザインが一番大変でした。全ての猫好きに送るカバーオールです。


袖口、裏見返し+調整ボタン。


ワンウォッシュでボタン表面のメッキが少し落ちて良い雰囲気になっています。「永遠に綺麗なまま」ではなく、使い込むごとに良い雰囲気にやれて行く。そんなボタンを目指して墨入れ無しにしたのですが、結局、墨も欲しくなり自分でペンで入れています。墨入れも落ちすぎず、かつ、微妙にハンドメイドなのでにじんでいて良い雰囲気です。

素材 6オンス・コットン100％・インディゴデニム
附属 刻印入りボタン
縫製 総綿糸
ワンウォッシュ製品 MADE IN JAPAN
サイズM 身幅56.0cm 着丈66.0cm 裄丈76.0cm
サイズL 身幅60.0cm 着丈67.0cm 裄丈77.0cm

Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。