Workers K&T H MFG Co "RAF PARKA, Heavy Ventile, Navy, Size 1(M)"
PANT
Workers K&T H MFG Co "Trousers, Working,"M-41", Herringbone, OD, Size 30"
INNER
BARBARIAN "12oz CREW NECK LONG SLEEVE, White/ Olive, Size M"
Workers K&T H MFG Co "RAF PARKA, Heavy Ventile, Navy"
久しぶりに登場RAF PARKA。イギリス・カナダ系のミリタリーパーカーから着想した一重のパーカー。 この数年、アメリカものとは一味違うデザインに惹かれRoyal Air Force(イギリス空軍)やカナダ軍系のオーバーパーカを買い集めデザインを勉強しました。
今期の変更点。まずシルエット。以前のパーカーは今思えば少しタイト気味だった。それを、身幅/Mで60センチを基準に、今、求められる少しだけゆとりのあるフィット感に。
腰ポケットの仕様を全く新しく。サイドから手が入りハンドウォーマー+ 上から物が入る立体的な二重構造。厚みのあるもの物が入れやすく、かつ目立つのでデザインのアクセントにもなる。
サイズ調節に必要な袖口タブ。これをできる限り短く、かつ袖口に近い位置に変更。長いとループ状になったタブに何かが引っかかる危険性があるので。
フロントが斜めに、ポケットは四角系が多いといった特徴を一つにまとめ。フードはミリタリーウェアとは全く別のアウトドアウェアから着想。フードが後ろに抜けてしまうと首回りに締まりがありません。そこで、襟に切り替え線を入れ、フードを差し込んで います。フロントはイギリス風のデザインを取り入れたファスナー+ 大型のボタン。シルエット自体はWORKERS で言うとマウンテンパーカーに近い。少しゆったり目。
平織りのベンタイル、厚手タイプ。軽い撥水性があり、また着こんでいくと生地が重なっている部分は白化して陰影が出ます。高密度生地には珍しい「育つ」素材。
身頃をゆったり、アームホールもゆとりを取ったので中にシャツ+ 中厚セーターまでならOK。ジャケットを着るには裏 地も無いのでちょっときついかな?もっと、Fishtail Parka ぐらい思い切りゆとりを取れば一重のアウターにもなるのですが、そうすると逆に普段、シャツの上に羽織るにはゆったり過ぎる。RAF Parka は秋口や春先に羽織れるシルエットにしたいのでゆとりをつけすぎない、適度なフィット感に調整しています。
サンプルはOWしましたが、納品する製品は洗い無し、ノンウォッシュです。
RAF PARKAと言えばこの襟。スタンドカラーに切り替えを入れフードを流し込んだ仕様。フードにありがちな首回りスカスカな事がない。カラーは立てても良いし、折り返しても良し。
スタンドカラーの左右を止めるボタンは二個。ミリタリーでよくある冗長性を持たせた仕様が結果デザインにもなっている。
襟、スタンドカラーにフード流し込み部分のアップ。フード口調節の紐、革パーツ。そして手間はかかりますが、ループ状に結んだスピンドル。元ネタがミリタリーなのでデザインが込み入っています。
フロントはジッパー+ボタン止め。
ファスナーはWALDESのオートマチック。元ネタ的には右差し・ヨーロッパ風のデザインを使いたいところですが、ファスナーの強度・上げ下げのスムースさがこれが一番良いと思うので、この形に。
背中心のサイズ兼ブランドネームにVENTILEネーム。
左胸、大型ポケット+ペン差し。ペン差しが立体的な作りでデザインのポイントでもあります。
袖口の寸法調節タブ。以前はもう少し長かったのですが、何かにひっかける恐れがあるので出来る限り短く変更しました。
脇側から手が入るポケット。
上からは物が入る。先ほどの手が入るのとは別の部屋で二重構造。
ポケットは箱マチ付き。立体的で厚みのあるものが入る+これもデザインのアクセントに。以前の仕様より腰ポケットが目立ちます。
素材 6.4オンス・コットン100%/ベンタイル
附属 WALDESオートマチックジッパー
縫製 総スパン糸
ノンウォッシュ製品 MADE IN JAPAN
S(0) 身幅56.0cm 着丈87.0cm 裄丈73.0cm
M(1) 身幅60.0cm 着丈88.0cm 裄丈75.0cm
L(2) 身幅64.0cm 着丈89.0cm 裄丈78.0cm
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。