C×T×M&港商"SPECIAL EDITION SOUVENIR JACKET"
BUZZ RICKSON'S,SUGAR CANE,TAILOR TOYOなどのブランドを持ち、数々のヴィンテージアメリカンカジュアルの復刻を手がけ世界的にも多くのファンがいる東洋エンタープライズの前身であるKOSHO&CO.(港商)ブランドから実在するスーパーヴィンテージのスーベニアジャケットを元に裏面をSan FransiscoにTattoo studioを持つUnderground Hero"MASATO"氏のアートワークをリバーシブルのスーベニアジャケットとして実現しました。
“LADY LUCK"
こちら側は実際に存在した50'のヴィンテージスーベニアジャケットを元に復刻しています。
ネイビーの別珍(VELVETEEN)を使用し、当時の製法と当時の素材レーヨンを使った刺繍、頼りないジップ、チープな袋ポケットの生地やパーツまで当時の再現をしています。
チェッカーフラッグはレースに勝利するという意味。
数字の13はアメリカやキリスト教圏で不吉を意味するが、これ以上不吉な事が起こらないようにと願う事から施されるモチーフ。
“Frankie/フランキー”の文字からは、チープでスリルのギャンブル性を想像させます。
1950年代当時のホットロッダーやバイカーたちがレースに出場する際、”幸運の女神"としてよく用いられたのがこの”LADY LUCK”モチーフです。
髪飾りのホースシュー、右手に四つ葉のクローバー、左手には車やバイクを修理する際に使用するレンチを持っています。
ダイスのピアス、胸のブラトップはビリヤードの8ボールにトランプ柄の腰巻など、ギャンブルや勝負事における幸運の女神です。
このようなラッキーアイテム総出演の目を疑うようなスーパーレアな一品であり、カスタムオーダーした米兵はレースやジャンブル好きな性格が伺えます。
“C×T×M SKULL”
裏面はナイロンではなく、当時の主流であった天然の木材由来を原料としたアセテート。
オリジナリティーにこだわるMASATO氏はリバーシブル面にスカルモチーフを選択。
“C×T×M”とはクールタトゥーイングマサト、カタカナで施されたクルーの文字は仲間の意味。
1950年代当時も存在したモチーフですが、英語とカタカナを併用するのは日本とアメリカをリアルに行き来するMASATO氏ならではの発想であり説得力があります。
背中のスカルはタトゥーアーティスであるMASATO氏による書き下ろしの作品で、氏のフェイバリットカラーである黒に際立つ色鮮やかなスカルに仕上がっています。
“C×T×M SKULL”を背負う事は、仲間の証を意味する。
Artist”MASATO”
Tattoo studio”COOL TATOOING MASATO(C×T×M)”
19歳で単身渡米。バイク、車、TATOOなどリアルなストリートカルチャーを肌で体験し、Tatto Artist MASATOは1995 San Fransiscoにて、”COOL TATOOING MASATO(C×T×M)”スタートさせる。
数々のヴィンテージ品を所有する氏は、普段着として高額なヴィンテージクロージングに袖を通す。
そのコレクションの内容は圧巻のラインナップで、レザー、モーターサイクル、ホットロッドを始めスーベニアジャケットにも造詣が深い。
日本はもちろん海外からも注目を集めるUnderground Hero。
“KEEP THE REAL”を体現するその生き方は、数々のフォロワーを生み続けている。
Made in JAPAN
サイズ中(M) 身幅54.0cm 着丈60.5cm 裄丈78.0cm
サイズ表
KOSHO&CO.(港商)
「スカジャン」とは戦後間もない頃に日本駐留の米兵達が、 その記念としてオリエンタルな柄(鷲・虎・龍)や自分たちの 所属していた部隊や基地などを自分たちのジャケットに刺繍したのが始まりである。 その後、スカジャンは土産物(スーベニア)として商品化され各地の基地の売店(PX)で販売されるようになった。
当時、このスカジャンをはじめとした衣料品を米軍基地へ納入していたのが、 東洋エンタープライズの前身である「港商商会」であり、 スカジャン生産全盛期の1950年代には、納入シェアの95パーセントを占めるほどであった。 また、港商が納入していた衣料品にはアロハシャツも含まれていたが、 柄には「鷲・虎・龍」をモチーフにしたオリ
エンタルな柄なども含まれており、 スカジャンやアロハシャツは日本特有のオリエンタルなデザインが用いられた衣料品だと言うことが伺える。
一過性のブームではなく 文化として継承し続けているこのスカジャンこそがオリジナルである。