Workers K&T H MFG Co "Heavy Sweat Hoody, 2-Tone"
裏毛(スウェット生地)シリーズ。
表30番・中30番・裏7番で、裏の糸ループを短く編み、さらに起毛をかけた本格的冬用スウェットです。ガチガチに目を詰めて編んでいるので形崩れしにくい。重さは15オンス程あり、いわゆる「超ヘビーウェイトスウェット」
この生地自体は2016年に開発。自分でも散々着て暖かさ、形崩れのしにくさを気に入っていました。が、当時はまだスリムフィットシルエットの名残があった時代。着ているうちに「もう少し肘から先が太かったら」「身幅ももう少しゆったりなら」と自分の中で要望が。それを今回、形にしてみました。
Hoodyはフードの形が特徴的。先がとがった大きなフード、首の後ろに垂らしたとき、絶妙な形になります。
作ったもう一つの理由がコーディネート。ジーンズ、パーカーにカバーオール。自分が若い時にしていたごく普通の組み合わせ。それをを今、自分が作れる「一番良い」と思える品質で組み合わせてみたかったからです。
縫製は身頃縫い合わせにフラットシーマー使い。リブ・袖のつなぎはオーバー+ 裏振り。
スウェットは写真で違いがわかりづらいのでぜひ、店頭で手に取って着てみてください。がっしり、分厚く、形が崩れな い生地であることがわかってもらえると思います。
パーカーはフードのバランス命!という事で、元ネタは数十年前のAPEです。たぶん、そのAPEも元ネタがあってチャンピオンのリバースに仕様は似ているのですが、フードだけが大きい。赤ずきんちゃんのようなトンガリフード。これが好きで、何十年も着もしないのにしないのに持っていた一枚を参考にパターンひいています。
フードの重みでフロントが少し持ち上がる感じ。首の幅自体はゆったり。後付けフードのような「丸首にフードつけた」のとは全く違うサイズ感です。
フロント部分は少しフードを重ねて補強。でも、引っ張るとステッチが切れてしまうのでご注意ください。もし、切れた時は手縫いで少し重ね縫いすれば大丈夫です。
ゆったりした身頃、それをきゅっとすぼめる腰リブ。
袖も太く、袖口ですぼまる。リラックスしたシルエットだけど、要所はリブで締めているのでだらしなくならない。
フロントポケットの角、カンヌキで補強。
身頃、リブ、それぞれの継ぎ合わせはフラットシーマー。身頃・リブの継ぎはオーバーロックでついでから、マタギ・裏振り。表にはダブルステッチしか見えませんが、裏はロック目+扁平縫いと、二度縫いされています。
素材 15オンス・コットン100%・ヘビー裏毛
附属 総ポリエステルスパン糸
縫製 総綿糸
MADE IN JAPAN
M 肩幅52.0cm 身幅58.0cm 着丈68.0cm 袖丈61.0cm
L 肩幅53.0cm 身幅63.0cm 着丈68.0cm 袖丈61.0cm
XL 肩幅54.0cm 身幅68.0cm 着丈68.0cm 袖丈61.0cm
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。