こちらの商品はスペシャルエディション専用の箱に入れてお届けします。
SUN SURF × 歌川国芳 "SPECIAL EDITION, 相馬の古内裏, Size L"
SHORTS
BRIEFING x REMI RELIEF "イージーショーツ, ブリーフィング, BROWN, Size M"
INNER
RIDING HIGH "18/- JERSEY P&E POCKET TEE, CACTUS, Size M"
SOCKS
SOCCO "CREW SOCKS, MADE IN THE U.S.A."
SUN SURF × 歌川国芳 "SPECIAL EDITION, 相馬の古内裏, Size L"
PANT
Workers K&T H MFG Co "Officer Trousers Vintage Fit Type 2, Black Chino, Size 32"
INNER
RIDING HIGH "18/- JERSEY P&E POCKET TEE, CACTUS, Size M"
HAT
PUB "Nine Taps Wide, Black"
SUN SURF × 歌川国芳 "SPECIAL EDITION, 相馬の古内裏"
躍動感溢れる武者絵の傑作、「通俗水滸伝豪傑百八人之一個」(つうぞくすいこでんごうけつひゃくはちにんのひとり)で大きな評価を得たことにより、一躍人気絵師の仲間入りを果たした歌川国芳。彼は「武者絵の国芳」と称されたが、役者絵や美人画、風景画においても人気を博した。
国芳が晩年に差し掛かる頃から盛んに取り組んでいたのが、大判三枚続という全景を描き出す構図で巨大なモチーフを入れた作品。その代表作として有名なのがこの「相馬の古内裏」(そうまのふるだいり)で、江戸時代の山東京伝による読物「善知安方忠義伝」(うとうやすかたちゅうぎでん)が元となっている。また、作品の中に出てくる巨大な骸骨は、日本に古くから伝わる妖怪「がしゃどくろ」のイメージとして度々用いられている。
「日本の意匠 National Treasure of Japan」とは?
日本の文化芸術がさらなる広がりをみせた江戸時代の絵師たちに焦点を当て、アロハシャツというキャンバスに巨匠たちの作品を再現し、日本が世界に誇る意匠(デザイン)に込められた情熱を現代に蘇らせる。葛飾北斎の作品とのコラボレーションから始まったこのシリーズは、2020年という節目に新たなアーティストを加え、次なる展開を迎える。 © 東京国立博物館 TOKYO NATIONAL MUSEUM
サンサーフが作るハワイアンシャツは世界でも有数で柄に合わせたココナッツや竹、貝ボタン、胸ポケットの柄合わせなどなどはもちろんの事、「人絹」と呼ばれ、 植物を原料とする天然由来の繊維であるレーヨンの織り方たプリントの発色の良さ、扱いずらい素材の縫製など、長年の研究に裏打ちされたアロハシャツは素晴らしい仕上がりです。
※洗濯の際はクリーニング店にご相談下さい。
作品名 : 相馬の古内裏(そうまのふるだいり)
作者 : 歌川国芳(うたがわくによし)/大判錦絵三枚続/弘化2〜3年(1845〜46年)頃
素材 : レーヨンフジエット
プリント : オーバープリント
附属 : 茶蝶貝ボタン
MADE IN JAPAN JAPAN
M 肩幅48cm 身幅55cm 着丈68cm 袖丈22.5cm
L 肩幅51cm 身幅58cm 着丈71cm 袖丈23.5cm
XL 肩幅54cm 身幅60cm 着丈73.5cm 袖丈24cm
SUN SURF(サンサーフ)とは、アロハシャツの黄金時代とされる1930〜50年代にかけて作られた「ヴィンテージ」と呼ばれる貴重なアロハシャツを生地からプリント、各部のディテールまで妥協なく再現し、現代に蘇らせているブランドである。
サンサーフの歴史は深く、時をさかのぼること1950年代。
ハワイの発展に呼応するかのようにアロハシャツも最盛期を迎えていたが、ハワイには捺染の設備が無かったことからプリント生地はアメリカ本土もしくは日本へと発注されていた。
当時、輸出・輸入業を手掛けていた港商商会(東洋エンタープライズ社の前身)はスカジャンをはじめアロハシャツやボーリングシャツなどを米軍ベースへ納入。
アロハシャツに関しては「ファッションマート」というブランドラベルを付け作製していた。
現在ヴィンテージとして扱われているアロハシャツを実に60年前、実際にハワイへ輸出していたのである。
その後、港商商会はベトナム戦争の終結とともに「東洋エンタープライズ」と名を変え、日本国内向けの商品をスタート。
そして1970年代、アロハシャツブランド「サンサーフ」を誕生させた。
設立当初から輸出・輸入業に携わりアメリカの文化に慣れ親しんでいた同社だけに、アメリカンヴィンテージの魅力の虜となったことは当然と言えるだろう。
1980年代に入ると本格的にヴィンテージアロハシャツを意識した物作りを始めるが、その魅力を再現することはそう容易い作業ではなかった。
特にアロハシャツの最大の魅力である「色」、つまり絵柄の発色の良さは、現代のプリント方法では当時の風合いがまるで出せず、味気ないものとなってしまう。
そこで、資料として収集した数千着にもおよぶヴィンテージアロハシャツを分析。
その結果をもとに、当時のプリントを再現できる工場を探す作業からスタートしたのである。
また素材についても、ヴィンテージと同じ風合いを持ったレーヨンは流通していないため、糸の紡績から織りの強弱まで着手したSUN SURFオリジナルの生地を作製。
さらには身頃に現れる絵柄の配置にまでこだわり、現在主流の生地幅では柄出しが合わないことから当時の生地幅に合わせて布地を織り上げ、シャツに仕立てている。
そして縫製。伸縮性があり滑りやすいレーヨン生地は、裁断や縫製に非常に高い技術を要する。
作品によっては、ポケットや身頃までも柄合わせを行うなど、そのこだわりは細部まで抜かりない。
ヴィンテージに見られる縫製仕様を再現し、貝・ココナッツ・竹など多種多様な素材のボタンを使い分け、柄の構図から配色に至るまで日々研究を重ねている。
このような地道な作業からひとつひとつ答えを導き出し、そこから生まれたノウハウを生かしてサンサーフのアロハシャツは作られているのだ。
今や希少で入手困難なヴィンテージアロハシャツ。
その魅力を時とともに風化させず、より多くの人々に楽しんでいただけるよう、サンサーフは数多くの名作を現代に蘇らせ続けている。