HEADLIGHT × FICTION ROMANCE "9.5oz. MOLESKIN DIAMOND BACK OVERALLS, BLACK, Size 34"
HOODIE
HAVE A GRATEFUL DAY "TIE DYE SWEAT HOODIE, BOX LOGO, Size L"
CAP
UNCLE PAULIE'S × NEW ERA "NEW ERA CAP, BLACK/ TURQUOISE"
HEADLIGHT × FICTION ROMANCE "9.5oz. MOLESKIN DIAMOND BACK OVERALLS, BLACK, Size 34"
SWEATER
HARLEY OF SCOTLAND "CREW NECK SWEATER, ORANGE, Size 46"
SHIRT
Workers K&T H MFG Co "MFG Shirt, Black Chambray, Size 15"
CAP
HIGHER "綿麻ウェザーベレー, APRICOT"
SHOES
CAPPS SHOE COMPANY "BLACK LEATHER, OXFORD SHOES"
HEADLIGHT × FICTION ROMANCE "9.5oz. MOLESKIN DIAMOND BACK OVERALLS, BLACK"
1940年代後半から50年代にヘッドライトが手がけたペインター向けオーバーオールをモールスキンで作製しました。
ブラス製アンカーフックやトライアングルポケットなど、胸当て部分が特徴的です。
脇や内股、尻ぐりなどはトリプルステッチで、腿から膝にかけては二重仕立て(ダブルニー)、右後中心側に付く極太のハンマーループなど非常に丈夫な作りとなっています。
背中部分はハイバックのオーバーオールの中でも「ダイヤモンドバック」と呼ばれる仕様。サイドのボタンはシュガーケーン製のタックボタンで、フライはヘッドライト製のタックボタンを採用しています。
HEADLIGHT × SUGAR CANE "FICTION ROMANCE”
20世紀前半、国家間の交流が現在ほど容易くなかった時代には、ワークウェアも各国で独自の進化を遂げていました。
アメリカンワークウェアの象徴的な素材といえばデニムだが、フランスではリネンやモールスキンが主流であり、生地ひとつとってもその違いに特徴がみられます。
シュガーケーンではフレンチワークウェアのヴィンテージもアーカイブとして収集しており「これまでの復刻より更に一歩踏み込んだものを」という思いから、アメリカとフランスのワークウェアをミックス。
「シュガーケーンがヘッドライト社に生地を支給したモデル」というストーリーのもと、ヴィンテージには存在しないヘッドライトのモールスキン製オーバーオールを製作。
カラーもフレンチワークウェアらしく、若干褪色したヴィンテージの色味からサンプリングした発色としました。
ワンウオッシュ MADE IN JAPAN
32 ウエスト103cm 股上33.5cm レングス79cm ワタリ幅35.5cm スソ幅24cm
34 ウエスト108cm 股上35cm レングス79cm ワタリ幅36cm スソ幅24.5cm
HEADLIGHT"OVERALLS"
創業者Larned E Abnerにより1889年にLarned, Carter&Coを設立。
ヘッドライトはラーンドカーター社のブランドとして"CROWN-HEADLIGHT""Carhartt-HEADLIGHT-Fincks"とネームが変わりながら1960年代まで存在しました。
当時としては珍しく織布から縫製まで自社で一貫生産をしていたことから、製品に対するこだわりや独特のディテールが今でも人気があることが伺えます。
ラベルやフラッシャーのトレードマークが表す通り、鉄道員や機関士に好まれ供給されていました。
これらのアイテムは現在コレクターの間で人気が高く、入手困難とされるアイテムを現代に甦らせています。
"FICTION ROMANCE”
アメリカの服飾史。
そのルーツはヨーロッパにあり、20世紀初頭の工場生産時代の幕開けと共に既製服産業がスタートすると徐々にアメリが独自のスタイルが確立。
アメリカンウェアは国の発展と共に歩みへを進め、その躍進を支えた数知れないワーカー達へ多種多様なワークウェアが考案される。
そして20世紀半ばには様々なメーカーがシェアを確立するため、機能性と実用性、独自性を打ち出したオリジナルのディテールで競い合い、その過程で数々の名品が生み出された。
長い年月を経た現代において色褪せない名品、ヴィンテージウェアの魅力。
それは生産効率を度外視し、機能性を頑なに追求したディテール。
大量生産では到底再現できない実用性にもとづいた熟練の技術を要する縫製仕様。
ブランドアピールのための試行錯誤のうえデザインされたラベルなどの付属品。
それぞれに理由があり、物語がある。
実際の史実や当時の資料をもとに名品の持つ魅力を紐解き、量産や合理化によって失われたディテールを蘇らせ、それらをシュガーケーン独自に組み合わせることで生まれる虚構(Fiction)の物語(Romance)。
この作品群は、ヴィンテージの魅力を凝縮したリアリティーを持つ。