Workers K&T H MFG Co "W&G Vest, 6 oz Denim, Size 15"
SHIRT
Workers K&T H MFG Co "Work Shirt, Vintage Fit, Blue Chambray, Size L"
PANT
Workers K&T H MFG Co "Officer Trousers, Vintage, Type 2, 10 oz Denim, Size 30"
SHOES
LONE WOLF BOOTS "VIBRAM SOLE, MAILMAN"
HAT
TCB jeans "TCB 30's HAT, DENIM"
Workers K&T H MFG Co "W&G Vest, 6 oz Denim"
Willis & Geigerをモチーフにしたベストです。
W&G 要素はポケットのデザイン。左胸にマチ付きポケット。オートマチックハンドガンのマガジンぐらい入りそうな縦長。これも機能というよりはデザイン。他のポケットはマチではなくタックで厚みのあるも のを収納できるように。
身頃はCruiser Vestを発展させフロントの一部が二重に。物はフロント三日月からも、内ポケッ ト状になった上方向からも入れられる作り。
素材は6オンスのデニム、 以前からライトオンスのアウターでよく使っています。これ以上薄くなると、デニムというよりシャツ生地に感じてしまう。これ以上厚いと、フロントの二重部分が暑苦しくなってしまう。デニムらしさを残しながら、すっきり着られるギリギリの生地規格。
実際、この生地で作ったベストの洗いこんだものをルボナーの松本さんが着ています。落ちるところはしっかり色落ちしつつ、でももっと糸が太いデニムのように強烈に白場が出てはいない。味は出るけど落ち着いた色落ちでした。
夏はTシャツの上に着てバッグ代わりに。もう少し涼しくなれば、シャツの上に。
フロントのVは深すぎず、浅すぎず。特徴的なのが肩にはいったステッチ。
身頃の始末の仕方の参考にした古着はこの部分は巻き縫い。その後、袖ぐりは無理やり三巻。厚みがありすぎて、一部「パンク」と呼ばれる断ち切りが見えてしまっている状態でした。それはWORKERSの品質基準ではNG。でも、袖ぐりに見返し(別布)はつけたくない。そこで思いついたのが、肩の縫い代を倒して、そこを隠すように薄い布を当てる始末。結果、ステッチの入り具合がいかにも「機能性重視の服」のようでもあり、表に出るステッチがデザインにもなる。生地縮率の違いでパッカリングも出る。我ながら、一挙三得ぐらいの良い仕様だと思います。
W&G風のふざけたネーム。やっぱり、洋服作るならこういう部分では遊びたいのです。品質はちゃんとしたいですが。
左胸ポケットはマチ付き。厚みのあるものが収納できます。
右ポケットは真ん中のタックで、これまた厚みあるものが収納できるように。
腰ポケットも右胸と同じ仕組み。
フロントの三日月部分と、内ポケット状の半裏部分は同じ部屋。内ポケットから物を入れても、フロントから入れても、同じ部屋に物が落ちます。
背中心のネーム貫通。
素材 6オンス・コットン100%・デニム
附属 樹脂ボタン
縫製 総ポリエステルスパン糸
M 肩幅37.0cm 身幅53.0cm 着丈61.0cm
L 肩幅38.0cm 身幅57.0cm 着丈63.0cm
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。