Workers K&T H MFG Co "Relax Jacket, Ecru Linen, Size 38"
SHIRT
Workers K&T H MFG Co "Open Collar Shirt, Ecru Linen, Size 15"
PANT
Workers K&T H MFG Co "Summer Trousers, Ecru Linen, Size M"
Workers K&T H MFG Co "Relax Jacket, Ecru Linen, Size 38"
INNER
BARBARIAN "12oz CREW NECK LONG SLEEVE, White/ Olive, Size M"
PANT
Workers K&T H MFG Co "Officer Trosuers, RL Fit, Sulfer Dye Chino, Khaki, Size 32"
Workers K&T H MFG Co "Relax Jacket, Ecru Linen"
真夏に着られるシャツジャケット。
23SS はテーラー襟で内ポケットを追加。以前は涼しさ重視で内ポケット無しにしま したが、自分で着てみて「携帯入れるのに内ポケあればな」という時があったので。
あくまで 「夏ジャケット」 なのでシルエットはゆったり。肩は落ち気味。袖も太く。ジャケットというよりはシャツに近いシルエット。
悩んだ袖口。切り込みを入れる仕様はリネンだと裂ける恐れがあるのでNG。カフスをつけるのもシャツ感が出すぎてしまう。悩みに悩んで、最後はシンプルな三巻にしました。
開きが無いと袖がまくりづらいのですが、袖 自体かなり太く作ったので肘下ぐらいまでならまくれます。実際、まくって着ると袖口に適度な重みが出て収まりが良かったです。でもやりすぎると、どこかのお笑い芸人みたいになるのでご注意ください。
素材のリネンは5オンス程。オンスはある程度ありますが、太い糸でざっくり織られているので向こうが透けて見える。この隙間から風が通って涼しい。ほぼチクチク無し。それでも気になる方は5回ほど洗うと、 かなり柔らかくなります。腰が無いのとは違う、リネン独特のプリっとしたハリはちゃんと残ります。
一見テーラードカラーに見えますが、実は縫い方は「開襟シャツ」「Open Collar Shirt」と同じ。薄い生地、かつカジュアルなジャケットなので向いている仕様。
メインのネームはクラシックなデザイン。マドラスのみインド製マドラスで、洗えばにじむことを表しています。いにしえのマドラスほどにじみはしませんが。
ラペルホールは無し。ぐるりは0.6ほどのステッチ入り。カジュアルな雰囲気。
ボタンはコロゾ椰子ボタン。プラスチックにすればもう少しコストも下がる、定価も下げられるのですがコロゾ椰子のこの素朴な雰囲気が今回の生地に良く似合うと思い選びました。強度も普通に洗濯して大丈夫です。
肩はダブルステッチの巻縫い、裏チェーン。
袖ぐり、サンプルは肩と同じく巻縫いしましたが、身頃の前カーブがきつく、寸法にひずみが出てパッカリングが出すぎてしまうのでシングルステッチの折伏せ縫いに変更します。表にはステッチが1本、裏には2本になります。
袖口はあえて三巻。これなら簡単・安価に袖丈直しができます。袖口はあまり細く無いのである程度まくることもできます。
フロントの三つボタン。パターン上、一番下までしめることもできます。はずして、少しカッタウェイを見せても良いでしょう。
ポケットはダブルステッチ。口はカンヌキで止めると、かえって強度がありすぎて身頃の生地が裂けるのが嫌でステッチカンヌキにとどめました。
内ポケット。サンプルは右身頃側につけましたが、量産は左身頃側に変更します。
素材 5オンス・リネン100%
附属 コロゾ椰子ボタン
縫製 総スパン糸
MADE IN JAPAN
38 肩幅46.0cm 身幅58.0cm 着丈71.0cm 袖丈60.0cm
40 肩幅47.0cm 身幅61.0cm 着丈73.0cm 袖丈61.5cm
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。