Workers K&T H MFG Co "Lot 20, Classic BD, Blue Supima Oxford, Size 15.5”
PANT Officer Trousers, Slim, Type 2, Navy Chino, Size 32"
TIE Workers K&T H MFG Co “Silk Knit Tie, Navy”
Tie Clip Workers K&T H MFG Co "Tie Clip, Stripe"
BELT Vintage Works “DH5702,BRONZE”
GLASSES 60-70s CRISS OPTICAL MFG"PRISONNER FRAME, Brown"
Workers K&T H MFG Co "Lot 20, Classic BD, Blue Supima Oxford"
Classicは古いブルックスのボタンダウンシャツから型紙を一度トレースし、さらに修正をかけたもの。
参考にしたオリジナルは紫ラベル、サイズ15 のマチ付。肩幅が狭すぎるのを修正した以外はオリジナルに出来る限り忠実なゆったりと して着丈の長いシルエット。
タックインであればClassicがおすすめ。
昔のシャツ、一日着ているとタックインしたウェストの周りに「バフッ」と生地が乗っかってくる感じだったのを覚えているでしょうか?今思うと、それがなんとも優雅というか余裕を感じるのです。
あの雰囲気をまた着たい気持ちが出てきました。
素材はスーピマコットン100%、5.5Oz、通年着られるミディアムウェイト・オックスフォード。
超長綿というと、スー ピマの他にも海島綿・ギザなどありますが、アメリカ原産のスーピマコットンはどこかラフさが残っているのが特徴。
生地屋さん・紡績( 糸屋)さんいわく、同じ超長綿でもスーピマはフシがあり、力強い。超高級素材・・というよりは、クオリティと価格のバランスが良い。
製品はOW済です。
今回、仕様はほとんど同じでシルエットの違うボタンダウンを作りました。一部、型紙で解説します。
まず、台襟・羽襟。いずれも、あまり小さくない、ボタンダウンとしてはベーシックな長さの羽襟。 台襟はClassicが前先に向かって高さが低くなり、首に沿うような形状。Modifiedは逆に、首から離れるまでいきません少し立ち気味。 これは、Classicがネクタイを締める事を考えて、できる限り台襟を首に添わせたかったため。逆に、Modifiedは一枚で台襟のボタンも外して着ることを考え、少し首まわりの台襟を立たせたかったためです。
身頃第一ボタンの位置がClassicはModifiedより少しだけ低い。その分、いわゆる「昔のシャツ」のように台襟をあけていると中のTシャツが大きく見えます。
もう一つ、クラシックフィットの特徴が長い着丈。それに合わせて、フロントから脇の切りあがりのラインがModifiedと違います。よりエレガントに。古着でみるフロントラウンドの形に近いものにしました。
こちらも脇マチ始末ですが、マチまで上がってくるラインが直角に近いので通常マチは閉じた状態になります。
フロントの始末はModified Fit同様。多本針ミシン+平ミシンで始末。
胸ポケットもModified同様樽型をつけました。クラシックなシャツはポケットが無いことも多いのでとってしまおうかとも思ったのですが、オックスというカジュアルな素材、ボタンダウン(機能性重視)ということを考慮してポケットは残しました。
ワンウォッシュ製品, MADE IN JAPAN
素材 5.5オンス・スーピマコットン100%・オックスフォード
附属 樹脂ボタン
縫製 綿糸
サイズ
14.5 肩幅43.0cm 身幅53.0cm 着丈79.0cm 袖丈62.0cm
15.5 肩幅45.0cm 身幅56.0cm 着丈81.0cm 袖丈62.0cm
サイズ表
Workers K&T H MFG Co.
岡山を拠点にし、主にアメリカ物ワークアイテムを紹介しているブランドです。
実際のアイテムを調べる事はもちろん、そのアイテムを作っていたメーカーや現存する建物にまで足を運び歴史を調べ上げてアイテムづくりのヒントにしています。
生地やパーツにこだわり抜いた商品ながら非常にコストパフォーマンスの高いアイテムが特徴です。