BUZZ RICKSON’S×PORTER "2WAY HELMET BAG, NAVY"
日本の老舗鞄メーカー吉田カバンのブランド"ポーター"と完成度の高いフライトジャケットのレプリカを作り続ける"バズリクソン"がコラボレーションしたヘルメットバッグです。
吉田カバンの機能美に溢れたミリタリー用品のディテールを踏襲した鞄や小物は質実剛健を頑ななまでにこだわったモノ作りは、多くの人々を魅了し続けています。
その確かなモノ作りに、バズリクソンのフライトジャケットに使用されるナイロン地とクラウンジッパーを搭載することで、唯一無二の"TANKER"シリーズのプロダクツが完成しました。
ヘルメットが収納できるバッグと言うユニークなアイテム名のヘルメットバッグ。
フロントに装備された2つのポケットは、ベルクロ+スナップのタンカーシリーズの特徴的なディテールを採用。
ミリタリーテイストを残しつつ、ハンドル・ショルダーの2wayタイプで、現代のライフスタイルにあった実用的なバッグです。
100%Nylon, Made in Japan, W43cm×H42cm
PORTER
1935年創業の日本の鞄メーカー吉田カバンが1962年にオリジナルブランドとして立ち上げたブランド。
1983年にポーターの代表的な"TANKER"シリーズを発売、米軍のフライトジャケット"MA-1"をモチーフにしたフライトサテンと呼ばれる生地を使用。
BUZZ RICKSON'S
数々の傑作衣料の中でも、さらにその最高レベルに位置するのが"FLIGHT JACKET"であることに異論はないでしょう。飛行士の命を守るため、国の威信をかけ、莫大な開発費用と計り知れない数々の実験、そして膨大な労働力をもって究極のユニフォームは開発されました。時代の最先端素材と縫製技術、細部に至る知恵と工夫。飛行士達を夢中にした見栄えの良さ。このような"FLYING CLOTHING"の先進性と合理性は、現在においても民間衣料に多大な影響を与えています。
時は1993年、"FLIGHT JACKET"の歴史と誇りを追求する最強のブランドが誕生しました。"BUZZ RICKSON'S"。その復刻作業は、スペック、素材、フォルム、パーツに至るまで徹底的にこだわり、一着一着にクラフトマンシップを込め、本物だけが持つ魅力に肉迫します。映画「戦う翼」の劇中でスティーブ・マックィーンが演じる役名に由来する“BUZZ RICKSON'S”は1993年、大空に向けて飛び立ちました。
徹底的な素材分析がBUZZのブランドポリシー
BUZZ RICKSON'Sはフライトジャケットの真のレプリカを作ることを目指しています。そのため、現存するヴィンテージを徹底的に分析・研究しているのです。中でも素材、特に織布系素材の復元には力を入れています。まず当時の素材を、繊維構造や紡織方法に至るまで時間をかけて解明することから始めています。例えばナイロンであれば、赤外線を当てたときの変化を見る「赤外線分光分析」や、どのくらいの温度で溶けるかを見る「融点測定」などを行うことで、それが、何種類も存在するナイロンのうちのどれに当たるかを特定するわけです。こうして素材を特定できても、特に特殊な素材の場合、すでに生産されておらず、手に入らないことがわかり、そこで、その素材を自分たちで作ろうと試みたのです。ところが今度は、現在使われている紡織機では構造上作れないことが判明しました。そのため、古い紡織機を探し出し、壊れていたり調子が悪かったりする部分を分解・修理して、ようやく、思うような素材を織れるまでになったのです。